【ルール】「ダメージ軽減効果ダウン」の考察
ゴテンクス:ゼノのアビリティ、「合体のトリプルアタック」=”攻撃した敵のダメージ軽減効果を永続で100%ダウンする”が分かりにくいので、効果を計算してみました。
まずはアビリティを使わない状態で
・素のダメージ:3,000
・敵のダメージ軽減効果:30%
の時、数値上は
3,000 × (100 - 30)/100
=3,000 × 70/100
=3,000 × 0.7
=2,100 ←実際に敵に与えるダメージ
となります。
ここで「ダメージ軽減効果を永続で100%ダウン」を使うと、
3,000 × (100 - (30 -100 ))/100
=3,000 × (100 - (-70))/100
=3,000 × (100 + 70)/100
=3,000 × 170/100
=3,000 × 1.7
=5,100
となり、素のダメージの1.7倍 、敵のダメージ軽減効果適用後の2.43倍になります。
また、敵がダメージ軽減効果を持っていない場合は、
3,000 × (100 - (0 -100 ))/100
=3,000 × (100 - (-100))/100
=3,000 × (100 + 100)/100
=3,000 × 200/100
=3,000 × 2
=6,000
となり、2倍のダメージになります。
中々どうして、これは結構良いアビリティですね
これからはもっと使おう。
ちなみに、ヒットの「必然の一撃」や「シールドブレイク」なんかも、同じくダメージ軽減効果ダウンの効果を持ってます。
「ダメージ軽減効果無視」との相性
ドラゴンボールヒーローズ定番ネタ。
「ダメージ軽減効果ダウン」のアビリティには、実は相性の悪いアビリティがあってですね。
それは、「敵のガードとダメージ軽減効果を無視して攻撃する」系のアビリティ。
例えば、人造人間17号「双子のコンビネーション」やバーダックゼノ「反逆の超サイヤ人」、「かなしばりの術」など。
これらのアビリティを使うと、
(素のダメージ)×(ダメージ軽減効果)= (実際のダメージ)
の(ダメージ軽減効果)部分を無視して攻撃することになります。
つまり、さっきの「ダメージ軽減効果を100%ダウン」計算式における、以下青字のところがまるっとカットされてしまいます。
3,000 × (100 - (0-100))/100
本来ならダメージ2倍の6,000のはずが、単なる素のダメージ3,000のままということに。。
私がよく使っている「ハルハルの暴走」(ラウンド開始時、自分チームのHPが50%以下になっていると与えるダメージが永続で3倍になり、敵のガードとダメージ軽減効果を無視して攻撃する)も、ダメージ軽減効果ダウンのアビリティは効果が出ないってことですな。。
要するに、"ダメージ軽減効果を無視"系アビリティは、味方から敵に対する"ダメージ軽減効果ダウン"系アビリティも、セットで無視されてしまうので、せっかくのアビリティ効果が相殺され消されてしまうのです。
「"ダメージ軽減効果ダウン"系アビリティと、"ダメージ軽減効果を無視"系のアビリティのダブル使用はダメ、絶対」、と覚えておきましょう。